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魁!!男塾

age22.大4
2008
公開日 08-01-26 監督名 坂口拓
撮影時期 07-04 配給 ゼアリズインタープライズ 
役名 極小路秀麻呂
映画名 魁!!男塾
レビュー
作品レビュー
DVD特典
パンフレット情報
DVD・VHS
映画公式サイト
週刊少年ジャンプに1985年から91年まで連載され、コミックは2600万部を超える宮下あきらの人気格闘漫画を、アクション俳優の坂口拓が初監督で初実写映画化。武士道精神を継承し...
【 主な出演 】 坂口拓、照英、尾上寛之、山田親太朗、田中哲司、榊英雄、中島知子、菅田俊、麿赤兒、平田薫、矢沢心
 

のっけから スゴイでっかいリーゼント で登場し、笑わせてくれます。
原作マンガのキャラクターに似てるとはいいがたいけど、かなりマンガチックな風貌
サングラスを取ってのぞき込む顔もおもしろいです。 レビューをいくつか読んだら原作とは違い、
尾上さんが演じている秀麻呂の成長ぶりを中心に構成されているらしいです。

全編CGなしのアクションらしく、尾上さんのアクションシーンは見られないけど、
一番男らしくない役 とてもふさわしい ですね。笑
部屋から渡り廊下へこっそり抜け出そうとするシーンで、障子を開けるときの指輪をはめたナヨナヨ系の手や、
親指と人差し指をすり合わせる癖のクローズアップで何度か手が映りますが上品でキレイな手
だと思いましたね。なんでしょ、ゴツゴツしてないんです。

入塾した朝礼で遅刻したのかひとりウロウロしてるんですが、バツの悪そうな顔としぐさが
子供っぽくっていいですね。 牢獄みたいなところに入れられるシーンでは、汗なのか涙なのか
わからないほどグシャグシャな泣き顔です。
どこで読んだか聞いたか忘れたけど、この泣きシーンは本物の涙を出すのに苦労したらしいです。

富樫源次(照英)のもとにラブレターが来るシーンやデートシーンは、
男臭いだけのストーリーに色を添えていて、そのシーンでの秀麻呂はひとりなじんでて妙に自然です
コワモテ系の男ばかりの中でひとり浮いているのですが、こういうシーンでは逆にしっくりきますね。

一番の見どころは、喝魂旗(かっこんき)というそうですが、重さ300キロある大きな旗を
持ち上げるシーンで、 奮闘している表情が映し出されます。おー、ドアップです。笑
このときの映像はほんとうにマンガみたいな顔をしてて、別の人を見ているかのよう。
最後に全員集合しているシーンで、主人公の桃太郎(坂口拓)と顔を見合わせて
お互いの健闘を称えあうかのように、ニッコリ笑うときの笑顔がいいですね。

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 2008.10.07 Tue   MOVIE 08-09   Comment:2   PageTop  

さよなら、ジョージ・アダムスキー

age22
2008
公開日 08-05-17 監督名 児玉和土
撮影時期 07-?? 配給 PFF参加作品 
役名 定幸
映画名 さよなら、ジョージ・アダムスキー
レビュー


DVD・VHS
映画公式サイト
ぶらぶらと毎日を過ごす春男は、ある日、小学校時代の親友・定幸と再会する。かつて春男と定幸、定幸の母親の3人は森で穴に落ち、母親は亡くなった。しかしUFOが大好きだった定幸は...
【 主な出演 】 柄本 佑、尾上寛之、いせ ゆみこ、吉岡睦雄、斎藤 洋介
 

文化庁の事業の「若手映画作家育成プロジェクト」の一環で、
去年のぴあフィルムフェスティバル2006で入選した児玉和土監督の27分ショートムービーです。

わたしは、すっごくおもしろかったんですよ。 尾上さん的にも、ストーリー的にも、映像的にも。
詳細は2ch尾上寛之スレ過去ログに渋谷で見た人のレポがあるので、それを見てください。
舞台挨拶の様子が#595#596、映画内容が#602-604に書いてあります。
すっごく詳しくレポしてくれていて、寸分違わず・・・・・・でした。 この人、ほんとにすっごーい!^^

なんとか見てない人にイメージを伝えたくて、絵にしてみました。
ネットのジェネレーターサービスで画像を線画に変換してくれるのがあって、その上からペイントで書きました・・・テキトーですみません。
キモチ悪い感じ うまく出てると思うんですけど。笑

見どころですが、尾上さんのこの作品までの演技幅があったとして、
それを突き抜けた感があります。変態系領域を極めたっていうか。笑 ネットのレビュー(少ないですが・泣)を読むと
「定幸役の尾上寛之さんはスコーンと抜けてていいっすね。」 っていうのを見かけました。

・・・・・・わかります。 確かにスコーンと抜けてます。 突き抜けてます。 殻をやぶるって程ではないですが、
今までのお芝居で似ているのがないです。ちょっと言いすぎですが、尾上さんの怪演で映画が
成り立ってる感じです。そうとうキレがいいです。アブナイ、イカれてる役どころで、テンションの緩急が
わざとらしくない程度にあり芝居臭いんだけど、なんだか憐れになる=結局、芝居と思わない。って感じです。

表現がむずかしいですね。笑 百聞は一見にしかず・・・2chのレポ熟読してから見に行ったんですが
想像とは違ってたし。2chレポは、ちょっと刹那的に読めちゃいますけど、実はバカバカしくって笑えます。

公式の画って、ちょっと悲しそうでしょ? そうでもないんです。監督が狙った絶望感はありますけど
悲壮とまではいかない。「頭のチップを取ってくれ」って言うシーンなんですけど、
ダダをこねる子供みたいです。笑 舞台挨拶で「監督に10歳のイメージでと言われて演じた」って
言ってましたけど、まさにそんな感じ。
見に行くの大変だけど、今後もこういうインディーズっぽいのに出て欲しいですね。
でもその後DVDにしてほしいですけど。^^

 2008.10.07 Tue   MOVIE 08-09   Comment:4   PageTop  

アフタースクール

age22
2008
公開日 08-05-24 監督名 内田けんじ
撮影時期 07-07 配給 クロックワークス 
役名 マナブ
映画名 アフタースクール
レビュー


DVD・VHS
映画公式サイト
母校の中学校に勤める教師・神野の元に、かつての同級生だと名乗る見覚えのない男が現れる。現在は探偵だという彼は、同じく神野の同級生で親友の木村を探しているという。神野は...
【 主な出演 】 大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人、田畑智子、常盤貴子、北見敏之、山本圭、伊武雅刀
 

尾上さんの役どころは、アダルトショップ経営者・北沢(佐々木蔵之助)の下で働く店番・マナブです。
途中で北沢を裏切って、北沢が世話になってるヤクザの組長・片岡(伊武雅刀)の手下になっています。
蔵之助さんとは「虹の女神」で競演してましたね。
蔵之助さん、切れ目なくいろんなドラマや映画に出てて、共演者は山のようにいてるから、
とくに絡みがどうこうっていうのはないんでしょうけど、尾上さんとなーんかいいコンビだと思うんです。
ちなみにこの映画、1回見ただけでは狐につままれた感じですね。「んんっ???」って。笑

この作品を撮影している頃の前後作が、「去年ルノアールで」 「未来遊園地-幽霊少女と観覧車-」
「ジョシデカ!女子刑事」 なんですが、役柄やお芝居のテンションはこの4作、似てますね。
チャラっとした金~茶髪ロン毛のダーティ系。
でも、なんかどの役も憎めない「浮き」っていうか「のりしろ」みたいな部分があって
そこが尾上さんのお芝居の魅力かな?と思いました。

最初の出演シーンは、ちっちゃいですけど店番してるシーンです。つまらなさそう。笑
次は北沢(佐々木蔵之助)に訪問者が来たのを知らせに来るシーン。
このシーン、コメンタリーで大泉洋に「活躍されてますよね、ROOKIESで」って言われてます。^^

北沢と中華料理店のカウンターで話すシーンが一番の見どころですね。鼻ピアス・ゴールドのエスニック系ネックレスに、
モスグリーンのランニング姿・無精ヒゲで、見るからに「テキトーに生きてます」的な感じ。笑
カメラワークがアブナーイ感じをうまく出してますよね。人越しだったり、カウンター越しだったり。

今岡みたいな「片眉あげ」っぽい表情や、ビール飲んでるときのダルそうな感じ、
北沢に「札幌について来るか?」と聞かれたときの ビミョーな顔、いいですねー。^^
次はボーリング場で片岡(伊武雅刀)に話しかけるシーンなんですが、わたし一瞬マナブって
わかりませんでした。なんでだろ?赤いシャツの裾を白パンに入れ込んでるんで「チャラっ」とした
感じじゃないんですよ。笑 おそるおそる話しかける・・・っていうシーンだからでしょうか?

海岸で片岡の運転手として車で立ち去るシーンでは、
うす気味悪いくらいのイヤミな顔で、北沢を小バカにした薄笑い浮かべてます。いい表情です!
うどん屋で片岡の手下として偵察してるシーンの格好、赤シャツ・ダボダボ黒系スーツですが、変装のため?、
白×グリーンの野球帽にレイバン風サングラス・・・っていうバツグンの趣味の悪さが笑えます。

最後に片岡がマル暴の刑事と話してるシーンでは、伊武雅刀の独特なオーラと間合いを、うまく
引き立たせる対照的なお芝居してますね。マナブのコミカルな動きや狼狽ぶり
このシーンのおもしろさをフォローしてると思います。
映画自体もおもしろく、尾上さんのコミカルな演技も見られて、なかなか楽しい作品です。

 2008.10.07 Tue   MOVIE 08-09   Comment:6   PageTop  

真木栗ノ穴

age23
2008
公開日 08-10-18 監督名 深川栄洋
撮影時期 07-05 配給 ビターズエンド 
役名 細見貢
映画名 真木栗ノ穴
レビュー


DVD・VHS
映画公式サイト
山本亜紀子のホラー小説「穴」を、「体育館ベイビー」「同級生」の深川栄洋監督が映画化。
主演は西島秀俊。築40年の安アパートに暮らす作家の真木栗は、官能小説を依頼されるも...
【 主な出演 】 西島秀俊、栗田麗、木下あゆむ、キムラ緑子、北村有起哉、尾上寛之、大橋てつじ、永田耕一、小林且弥、田中哲司、松金よね子、谷津勲、利重剛
 

いろんな映画レビューがありますが、わたしはこの作品、良作だったと思います。尾上さんが演じるのは、
古ぼけたアパートに住む主人公の小説家・真木栗勉(西島秀弘)の部屋に訪れる、
置き薬の営業マン・細見貢役です。映画のテーストが昭和っぽくて、真木栗の原稿を取りに来る
出版社の浅香成美(木下あゆ美)をのぞけば、キャスト全員が昭和風味な役者さんでした。

役柄は、かなりイケてません。ビジュアルは超キモイし。笑
でも、すごい化け方です。誰だかわかりません。ミニシアター系なんでレビューが少ないですけど、
最後のクレジットを見て初めて尾上さんだと知り、化け方にビックリしてる人が何人かいらっしゃいました。

最初、細見が出てきた瞬間は衝撃的でしたね。風貌・仕草・声のテンション・セリフさばき・間合い。
一挙一動が新鮮です。今度はどんなお芝居を見せてくれるんだろうという、期待感もあって。
わたしが見た今までの作品で、似てるお芝居は・・・・・・・・・ナイですね。
「未来創造堂・体脂肪計編」「さよなら、ジョージ・アダムスキー」が、ほんのちょっとダブるくらいです。
でもこの2作品は両極なんですよ。超マジメと超変態。単にメガネつながりな気もしますが。笑

とにかく見たことのないお芝居を見せてくれます。それはほんとに「さすが」です。
ヘアスタイルが公式に出てる写真より、もっとアブラギッシュでぐちゃぐちゃ。サイズが合ってない
ダボダボのスーツ。(色がキャメルでこれまたイケてない。)マジメで暗そうな役に良く合う
大きなメタルフレームのメガネで、見るからに成績が悪くて小心者な営業マンの風貌です。

わたしが見た最初のシーンは真木栗の部屋を訪れるところなんですが、監督が言ってたように、
オドオドした冴えない役どころのお芝居でした。うつむきながら目を合わせずしゃべってて、
顔もハッキリ映ってなく、仕草や行動もイライラってさせるし、「誰だ、これ」って感じの登場シーンです。

あと、声。 声もカメレオンですね、頼りない・ささやきボソボソ系です。
お腹にチカラが入ってない、空気みたいなしゃべり方。
偏頭痛持ちの真木栗に、薬を置いてもらえることになって、うれしそうな表情をするのですが
普段、表情筋を使ってません・・・。みたいなこわばった笑顔が印象的ですね。



真木栗の部屋に2度目の訪問で、薬箱に薬を足していくのですが、そのときの「間」の取りかたが
独特ですね。監督の演出かな?「なんかしそうで、結局しない」みたいな怪しいテンポです。
その訪問で、真木栗から隣の空き部屋に、人が入居してきたことを教えられ置き薬のセールスに
行くのですが、このシーンは見ものですね。ヒロインである隣人・水野佐緒里(栗田麗)の部屋を、
真木栗が穴からのぞいている絵なので、見え隠れしながらですが、これは・・・
尾上さん、初★エロエロシーンじゃないですか!!!!@@
・・・・・・・・といっても、まぁ、実際はそんなにエロくはないですね。佐緒里を襲う最初だけなんで。
もっと映してよ!って感じでしたが、見えないのがエロスだそうで。笑 もともと真木栗が、官能小説を書く
というストーリーなので、細見以外とのシーンも、もうちょっと色モノっぽく尺があっても良かったかな。

ちなみに尾上カメラ的な 初★エロエロシーン評(笑) ですが、役柄が童貞で襲っちゃう設定として
堅い・ぎこちない感じ は出てましたね。初エロとして、見ものなんですけど印象はそれくらいです。笑
壁の穴から見えてる部分だけなのと、演出が掘り下げて見せようとしてないので。

深川監督が「久し振りに大人の映画のオファーが来たと思いました(笑)なので、今回は思う存分自分の
性癖をさらけ出して大人の映画を作ろうと。それでR-18を目指したんです。けれどPG-12でした(笑)」
と言っている通り、エロくないんですね。ストーリー的にはこれくらいでいいのかも。
ただ、尾上カメラ的には、もっと色モノお芝居の力量が見てみたかったです。
こんな役のオファー、そうそうナイでしょうしね。ほんと、マジメに惜しいなー。笑・笑・笑

最後の登場は真木栗への電話の声だけですが、これも化けてますねー。声のトーンがすごく明るくて、
一瞬別人かと思いました。真木栗に、隣人にセールスしたら?と勧められた事へのお礼なのですが、
冴えない細見の「初体験後」 っていう、晴れやかな声 なんですよね。笑
細見がもともとボソボソ声なので、この晴れやかな声は尾上さんの地声に近いのかな?

あ、この映画でも、「死にます」 ね。 えーっと、何度目だっけ?6度目?(←慣れてしまってマヒ状態)
最初15分を見逃してるので、これだけ書いといてわたしの中では再見必須の保留作品です。
一度観ただけでは「ゆらゆら~~っ」としてる作品なので再見したいっていうレビューが多いですね。
作品観ながら一緒に水の中でゆれてる感じです。エンディング曲だけが納得できませんが。笑

この映画の細見役は、いつもながら出演シーンが少ないですが、かなり印象に残るお芝居でした。
「尾上くん、かわいい!かっこいい!」みたいな事は、コンマ1mmもありません が、
尾上さんの「お芝居」を見るなら、これは絶対オススメです★★★★★5つ星
っていうか見たほうがいいです。笑
いい役者さんになるなぁ~(今もいい役者さんですが・笑)、
これからが楽しみだなぁ~(今も楽しいですが・笑)、と思わせる「味わい」があります。

 2008.10.07 Tue   MOVIE 08-09   Comment:10   PageTop  

愛のむきだし

age23
2009
公開日 09-01-31 監督名 園子温
撮影時期 07-12 配給 オメガプロジェクト 
役名 タカヒロ
映画名 愛のむきだし
レビュー


DVD・VHS
映画公式サイト
鬼才・園子温が237分の長尺で描く奇想天外なラブストーリー。敬虔なクリスチャン一家で育ったユウは、神父の父に毎日懺悔を強要される日々を送っている。“罪作り”のため女性の...
【 出演 】 西島隆弘、満島ひかり、安藤サクラ、尾上寛之、清水優、永岡佑、広澤草、玄覺悠子、中村麻美、渡辺真起子、渡部篤郎
 

尾上さんレビューの前に、ちょっと前置きを。
実はある雑誌で、「今後、誰とお仕事したいですか?」と聞かれ、
尾上さんが、「園子温監督の映画は不思議で好きです。」と言ってたんですよ。

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高校生・紀子はある日“廃墟ドットコム”というサイトを発見。家出して、サイトを通して知り合ったクミコが運営するレンタル家族の一員...
わたしが今までに観た園監督の映画は、『自殺サークル』 『紀子の食卓』を含めて3作品だけですが、その3作品は確かに「不思議」な感覚です。笑
カルトムービー(→ カルト映画 by:Wikipedia)というジャンルに入るかも知れません。洋画中心ですが、カルトムービーにハマったことのあるわたしにとって、『紀子の食卓』は傑作ですけどね。(自殺サークルはグロ注意です。笑)

ただ、この尾上さんの発言は2006年のものなので、
◆園子温が、鈍牛倶楽部に所属したのは2006年4月頃
◆同事務所の光石研が、2006年の作品である『紀子の食卓』に出演している。
ということから、急に興味を持って映画を見たんじゃないかと思うんですけどね。笑
なんにしろ、園監督の映画に出られたことは、鈍牛がらみとはいえ、うれしかったのかな?

レビューを見る → 【 Open Entry 392 】         

おバカな役なので、ほめてるんだか、けなしてるんだか、ややこしい文章になっていまいましたが。笑
最近観た中では「ハンチョウ」のマジメな役とか、「必殺仕事人2009」での
無表情でぶつぶつ言ってる役なんかを思い出すと、どれだけ引き出しがあるんだろうと感心してしまいます。^^

 2009.08.02 Sun   MOVIE 08-09   Comment:2   PageTop